kikirara-mamaのブログ

男女双子の育児記録です

パパにやってもらってうれしかったこと~産前~産後1・2か月~

男性の産休(配偶者の出産直後の休暇)が政府で議論されることになったというニュースを今日耳にしました。

また、たまたま妊娠中(または配偶者が妊娠中)という知人が周囲に何人かいて、男性側にどんなことをやってもらったらよかったか、ということを聞かれたので、私が嬉しかったことを書いてみます。

 

【産前】

・メンタルケア

ただの愚痴を聞くだけになりますが、不安な気持ち・体調不良を気兼ねなく話せる相手は配偶者くらいしかいなかったので、ただただ毎日電話する、LINEするだけで多少すっきりしました(当時離れて暮らしてしていたので)。

なお、振り返って、LINEについては別に既読スルーでも不満ではなく単に「お疲れさま」「大変だね」とテンプレのように返されるだけであったとしても十分に良かったような気がしています。

 

・ベビーグッズの検討

金額的に大きなもの(ベビーカーとか)については相談して決めました。

双子グッズは情報が少なく、双子ママの知人も産前それほどいるものではないので、真剣に一緒に見て検討してくれたのは心強かったです。

特にベビーカーは専門店を回り、価格・取り回し・重さ等の比較表を作って検討までしてくれました笑(これはたぶん夫の性格です笑)

 

・産前の管理入院期間中の見舞い

3週間程度管理入院することになりましたが、その間毎日か隔日程度でちょっと立ち寄ってくれました。朝の出勤前か夕方少し仕事を抜けて来ていたようですが、突然の入院でナーバスになっていた時期だったので、顔を見られるだけで安心したのを覚えています。

また、私の場合、食事制限はなかったので、わざわざクリスマスケーキを遠くまで買いに行ってくれて病室で二人で食べたのはいい思い出です。

 

・子供の名前決め

これは夫の方が積極的なくらいでした。嬉しいを通り越して、このままでは決まらないのでは、と思ったことすらありましたが…今となってはいい思い出(笑)

 

 

【産後】

・事務手続きを全部任せた

出生届、健康保険関係、病院の支払いなどは全部お任せしました。

疲れていたし、外出できる状況ではなかったので助かりました。

 

・出産後も入院中毎日見舞い

産後は入浴指導、授乳指導があるので、そういった情報共有のためにも毎日来てくれたのはとても嬉しかったです。

育児について、助産師→ママ→パパと順に教わるのと、助産師→パパ・ママと教わるのでは、ママ・パパ間の関係性が全然違うと思います。

ママ→パパとなるとママの方が少しだけ(ほんの少しなのですが)先輩になってしまう分、ママから見たら「パパに頼れない」、パパから見たら「ママに聞けばよい」となってしまうからです。

この点で、今回政府が検討するらしい男性の産休はとても意味のあることだと思います。

 ←コロナのせいで2020年7月現在はお見舞い不可の病院が多いようです。私が出産したときはこんな状況ではなかった&いつかはこの状況は解消すると思っているので、記載は残しますが、今まさに出産という方、不快になられたらすみません。

 

・産後12日目で3時間のオフタイムをくれたこと

たまたま私の誕生日だからなのですが、3時間完全に二人の世話を引き受け、私は一人で久しぶりの寿司を楽しみました(妊娠中生ものを控えていたので)。

この時の寿司の美味しさは忘れられません笑。

正直新生児の3時間なんて寝てるだけ、せいぜいおむつ替えくらいで今考えると楽なものなのですが、当時は繊細なガラスの置物を24時間手に抱えてる気分だったので、少し置く時間を作ってもらえたのはとてもありがたかったです。

 

・産後すぐ~産後3か月くらいの「夜勤」(夜間の育児丸任せ)

このくらいの時期の赤ちゃんってみんな夜は泣きまくり、昼間はすやすやの夜行性。しかし、大人は夜寝たい。

子どもがいくら11-13時くらい静かに寝てくれても、その間2時間昼寝してすっきりしたりはしないんです、大人は。。。

昼間に誰かに来てもらって休もうとしても寝つけず、結局睡眠不足はあまり解消しませんでした。

私の場合、大体眠気が来るのが20時以降だったので、夫に21時~26時(朝2時)までの二人のお世話(おむつもミルクも全部)を丸任せして5時間のまとまった睡眠を確保するようにしていました。

その間は、「何があっても絶対に起きなくていい、安全だ」と確信が持てたのでしっかり寝られて、その後夜中の2時から2.3時間子供を抱きっぱなしみたいな地獄が待っていてもなんとか壊れずにいられたように思います。

夫もこの間ずっと子供の世話をしていたわけではなく、子供は19時に寝て、その後21時くらいに一度授乳してから24~25時くらいまで割とまとまって寝るので、その間は持ち帰った仕事をしていたようです。

当時我々夫婦はこれを夫の「夜勤」と言っていました笑。

なお、これは混合育児だったからできたことですが、やっぱり母の睡眠のためにも混合っていいなと思ったりします。

 

 

いくつか書いてみましたが、圧倒的に助かったのは、もちろん最後の夜勤です。

仕事によっては持ち帰れなかったり、朝早かったりすると難しくもあるのだと思いますが、たとえ22時~25時の3時間でもいいから「絶対に起きなくていい時間」が確保されると随分新生児期が楽になるのではないかなと思います。