kikirara-mamaのブログ

男女双子の育児記録です

産褥入院〜聖路加助産院ーの場合〜

産褥期(産後1‐2か月)に専門家の力を借りつつ身体を回復させつつ育児を教えてもらう、産褥ケア入院。育児資源の乏しい家には検討の余地ありです☆

 

 

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【産褥ケア入院とは?】

産褥期(産後2か月)に、育児の専門家のサポートを受けつつ、体を回復させるためにする入院です。

昔から産後は床上げまで赤ちゃんの世話以外は寝て過ごせと言われるようですが、そのためには家事その他をやってくれる人が必要です。でもそんな家族いない、という人はどうするのか。そこで入院しちゃって、体を休めよう、というものです。

 

我が家の育児資源】

うちは私の実家が新幹線で2時間の距離にあるうえ両親ともに働いており、義実家は電車で2時間の距離ですが色々事情があってそれほど頼れない、夫は超多忙で深夜早朝帰宅という状況です。

 (産前の予想に反して、義実家には色々と頼っていますが、それでも距離も近くはないですし、向こうの都合もあるので、育児資源といえるほどではなく、ワンオペです)

 

産前に散々、「双子育児は大人一人では絶対無理」と言われたことから、私は子供を産んだ病院の付近で産褥入院できる施設を探しており、結局退院後、聖路加助産院に12日間お世話になりました。

 

【聖路加助産院の様子】

公式HPにとても分かりやすい説明があります。

hospital.luke.ac.jp

 

体験者の立場から特徴を説明すると、

 

・完全母子同室

・ただし、通院や買い物など必要な外出があれば、赤ちゃんを助産師さんに預かってもらえる場合もあり(要調整)。

 実際には、近くのドラックストアに子供のオムツを買いに行ったのと、自分の通院(隣の建物)のみでした が、ついでにちょっと飲み物を買っただけでもリフレッシュになりました。

・部屋はビジネスホテルの一室のような感じで、セミダブルのベッド、トイレ、洗面台、机、クローゼットのみがある六畳くらいの部屋でした。シャワーは共有でした。

・赤ちゃんの世話に必要なもの、自分の身の回りのものはすべて持ち込む必要あり。

(Amazonで宅配したり、ドラッグストアに買い出しに行ったりは可能)

・清掃つき。洗濯も有料で頼める。・助産師さんが24時間常駐。ナースコールをすると部屋に来てくれる。

・面会時間に制限あり。部屋の広さの問題もあり、大勢で訪問できる感じではないです。

・三食&おやつ付き。かなりボリュームのある和食。(下記 写真)

 

  

ご飯の様子はこんな感じ↓

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【よかったこと・悪かったこと】

 

よかったことは、

・家事をしなくていい。

・初めての育児でわからないことだらけの中、呼べばいつでも助産師さんに相談できる。  →孤独回避!!!これ重要です。

助産師さんの人手があるときは一人の授乳をお願いできたなど、ワンオペを逃れられる。 

 

逆に悪かったことは、

・お金がかかる。

区の助成がありましたが、それも数日分のことなので、それを超えた分は実費で結構かかりました。(泊数で値段が変わるのですが、ざっくり2.5万円/泊、保険適用外)

・自宅ではないので精神的に落ち着かない。

・決まった時間子どもから離れて身体を休めることができるわけではない。(自宅ならシッターさんを頼んだり、家族の支援を受けたりして寝られる)

・育児のスタートにパパを巻き込めない。

助産師さんの指導は指導で必要だし、有難かったが、私と方針が合わなかったときに少々しんどかった。(私は娘に母乳をあげたかったが、低体重だからまずミルクという指導だった)

ただ、結局指導に従っておいてよかったのかも。

 

 

 【産褥ケア入院施設の見つけ方】 

私の場合は出産した病院の系列助産院(隣の建物)で、区の補助もある病院にお世話になっており、知ったきっかけは妊婦検診の時に見たパンフレットでした。

状況的にどうしても産褥ケア入院をしたかったのですが、聖路加ナーサリーもそれほど定員が多いわけではなく、利用3日前にしか本予約ができないという運用になっていました。(赤ちゃんが実際にいつ生まれるかはわからないので仕方ないですね…)

そこで私は、いざ空きがないと困ると思い、妊娠7‐8か月頃に出産予定の病院や自宅からタクシーで移動できそうな距離の病院をいくつかピックアップし(「東京 産褥入院」で探すといくつかの施設が見つかりました)、一部仮予約をしておいたり、どんなことがお願いできるのか等を電話で確認しておきました。

結果的に、一番便利なところに入れたのですが、どうしても使いたいならば事前にリサーチしておくと安心かなと思います。